セカンドハーベストジャパン主催の「第12回フードバンクシンポジウム」に参加してきました。

日本初のフードバンク、セカンドハーベストジャパン開催の『第12回 フードバンクシンポジウム』~もったいないを、ありがとう“フードバンク活動を日本のインフラへ~に参加してきました。

シンポジウムでは、今年5月に施行された「食品ロス削減推進法」の目的、法律立案までの経緯や今後予想される社会の動き、また昨年来、フードパントリー設立に関して大幅な進捗を遂げている埼玉県から、その拡大戦略のお話が聞けました。

さらに各プレゼンターから貧困にあえぐ子どもたちの実情とその課題に関しての共有、AIを利用した流通循環の可能性の示唆、セカンドハーベスト・ジャパンとのこれまでの協労関係と、これからの期待も含めた展望など各分野からの話もありました。

最後に、主催者としてセカンドハーベスト・ジャパンCEO、マクジルトン・チャールズ様よりフードバンク活動を社会資本として定着させるため、2020年の1年間に東京都内で10万人、神奈川・埼玉を加えて合計で16万人に対し「生活を支えるのに十分な食べ物」を渡すことができるセーフティネットの構築を目標とする「東京2020:10万人プロジェクト」をはじめとする日本におけるフードバンク活動への協働を呼びかけました。

今回のシンポジウムで学んだことを活かし、私たちのできること、今やるべきことは何かを考え、皆さんと前進していきたいと思います。